時にはのんびりひなたぼっこ

時にはのんびりひなたぼっこ

暖かくなると、特に理由も無く浮かれがち。ポカポカ陽気に誘われて外に飛び出したくなってしまいます。私はそんな感じの緩い性格です。

この間の休日も、起きたらよい天気でしたので、予定していた部屋の掃除をキャンセルしてドライブに出かけました。目的地は特になし。好きな音楽を流しながら、ナビなんて頼らないで適当に走りました。

時々こうやって道を散策するドライブも良いんですよね。知ってる街でも角度が違うと別の場所に感じたりすることができるんですよ。たま~に袋小路に陥ってしまうことはありますけどね。それはそれで面白いってことで。

そんな感じのドライブで発見したのは川沿いにある比較的新しい公園。まだ設備も整っていない未完成の公園でしたが、たくさんのファミリーが訪れており、それぞれ思い思いに遊んでいました。

その公園を探索し、土手を駆け上った先にある静かな場所を見つけました。川が一望でき、日差しも良好。土手の向こうから子どもが楽しく遊ぶ声が漏れてくるのがまたよい感じ。

私はそこに腰を下ろして、持ってきていた小説を開き読み始めました。でも、暖かい空気につい、うとうとしてしまい、小説を閉じてごろんと寝転がるとひなたぼっこをはじめてしまいました。

地面からは緑の香りが伝わってきて、子どもたちの声がより静かになったかわりに小鳥のさえずりや水の流れる音が聞こえてきました。

視界は一面が空。真っ青な空に薄い雲がちらほら流れる。面白いのが、層によって雲が流れるスピードが違うところ。奥のほうは急ぎ足で、手前はゆっくり。上流は風が強いんでしょう。

やがて私はイヤホンを装着し、ヨーロッパの民謡音楽を聴きながら空の視界を楽しみはじめました。まるで欧州の田舎にいる気分。

いつか本物のヨーロッパでこれをやるのが私の夢。

人間、時には弱さも必要

風邪を引くと体が思うように動かせないし頭も働きません。なのでつい、弱気になってしまいます。そして弱気になると、人の優しさが身にしみるんですよね。

ここ数日風邪をこじらしているのですが、仕事が忙しくて休むわけにもいきません。薬を飲んで、無茶をしない程度に仕事に勤しんでいます。まぁ、仕事をしている時点で十分な無茶をしているんでしょうけどね。

それで、体調の悪いながらもがんばっていると同僚たちから励ましの言葉をかけてくれるんですよ。「大丈夫?」「何か手伝おうか?」といった具合に。これが心に来るんですよ。

普段なら「なーに、大丈夫だよ」と元気良く答えられるんですが、体が弱っていると心にも隙ができてしまうようで、ちょっとした優しさですぐ感動し、泣きそうになってしまうんですよ。相手が異性だったら簡単に惚れちゃう(笑)

でも、人間というのはこうやって弱さにつけこまれて優しさを受け、絆っていうものを深めていくべきでしょうね。常にツンケンして弱みを見せないで暮らしていたら、「あの人は1人で大丈夫なんだな。助ける必要ないな」なんて思われてしまいますから。人間、時には弱みを見せることが必要なんですよ。

そうですねぇ、物語の主人公に例えると…… 普段は常に冷静沈着なクールマンだけど妹が可愛くて大好き。もしくは、冷酷なヒットマンだけど犬が苦手。といった感じかな? こんな具合に何かしら弱み、弱点があると人間というのはすごく親しみやすくなるんです。

何だかんだ言って人間は寂しがりやですからね。一人で生きていくことはできると思いますが、一人で生きていて楽しくはないと思います。たまには風邪でも引いて、弱みを見せてあげるのも、悪くないかもねっ。